レンジフードとは
キッチンや台所には、プロペラ型の換気扇やフードで囲まれた換気扇など、少なくとも1つの換気設備が設置されています。これは、建築基準法によってガスコンロなどの加熱機器を使用する際に、必ず換気設備を備える必要があると規定されているからです。
「レンジフード」は、換気設備の一種で、汚れた空気を吸引し、屋外に排出するためのファンと、効率的な吸気をサポートするためのフードを組み合わせた装置です。これをコンロの上部に取り付けることで、調理時に発生する臭いや煙、油分を効果的に吸引し、キッチンを清潔に保ち、快適な環境を維持することができます。
さまざまな形状のレンジフードが存在し、具体的な状況や必要な機能に応じて選択できます。スリム型やブーツ型など、多彩なデザインがあり、使用環境に合わせて適切なものを選ぶことができます。
スリム型
スリム型レンジフードは、内部が平滑で凹凸が少ないため、油汚れがつきにくく、お手入れが簡単な特徴を持っています。各メーカーはこのタイプに注力し、フィルターレスや自動洗浄などの最新機能を提供するモデルも存在します。さらに、正面のパネルは現場に合わせて調整できるタイプもあり、施工が容易でデザイン性も高いです。そのスタイリッシュな外観から、インテリアとしても人気があります。
ブーツ型
ブーツ型レンジフードは、日本で一般的でスタンダードなタイプです。ガスコンロに向かって大きく開いた口が特徴で、見た目に馴染みがあります。このタイプの特長は、煙をしっかり吸い込む力があり、換気機能に優れていることです。さらに、前部分が上に向かって湾曲しているので、取り付け高さが低くても頭をぶつけにくいです。一方で、高機能なモデルが少ないというデメリットもあります。
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